フライングしちゃった。(早とちり)
I jumped the gun.
「フライング」という名詞も一応あるのですが、動詞にはできません。
「フライングする」と言いたいなら「jump the gun」という表現を使いましょう。
「拳銃を飛ぶ」と言われても「何のこっちゃ」という感じですけど、「スタート合図用ピストルが鳴る前に走り出す」という意味で、まさにフライングという意味ですね。
そして、スポーツだけでなく、とりあえず「早とちりする」という意味で使うメタファーですね。
「言うのが早すぎた」、「するのが早すぎた」という幅広い意味でも使われます。
たとえば、
I said there were no problems but I may have jumped the gun.
(問題ないと言ったけど、早とちりだったかも)
スポーツメタファーの表現は他にもいっぱいあります。
たとえば
She’s out of my league.
(プレイするリーグが違う = 高嶺の花)
No harm, no foul.
(怪我してないからファウルなし = 害はなかったから許す)
He really dropped the ball.
(ボールを手放しちゃった = ヘマした)
He’s on the ropes.
(ボクシングリングのロープに寄っかかっている = 攻撃が効いてギリギリ持ちこたえている)
You’re on a whole different playing field.
(違うピッチでプレイしている = 並みの能力じゃない)
Give me a ballpark figure.
(球場の数字をください = 大体の数字を教えてください)
このような、面白い「生きた英語表現」を学びたい人は、ぜひこちらの動画を観てみてください^^